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卒業公演に2作品を提供することになった作者・唐沢による稽古場レポートです
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 初日まであと3日。
 早いものですが、今日が稽古場で稽古できる最後の日になりました。
 小屋入りしたあとはもう仕込みや明かり合わせなどのスタッフワークがほとんどで、稽古らしいことをする時間はありませんから、事実上の最終稽古です。
 午後1時にスタートし、「桜マダム」→「桜マザー」→「桃マダム」と続き、6時半すぎに最後の「桃マザー」が終了。

 最後の稽古場というのはなんだかさびしいものですね。
 本番はまだこれからなのですが、なにかが確実に「終わってしまった」感じがします。
 「終わりの始まり」とでもいいましょうか。
 千秋楽は研修生との、さらにいえば研修生同士の別れの瞬間でもあります。
 その最後の瞬間に向けて、明日から一気に走り抜けていくんだなと思うとちょっと感傷的な気分に…。
 「ファイティング・マザー」の幕開きの音楽に合わせてロッカーの後ろで踊っていたスタンバイ中の拓郎やカナちゃんや望月の姿も、もう二度と見られないんだと思うとなつかしく思い出されてしまいます(今日見たばかりだけど)。

 今だから正直に言いますが、稽古を見に行った最初の頃は「本当に大丈夫なのか?!」と思ってました。
 「やっぱり年齢的に無理があったんだろうか」「これで本番までに間に合うんだろうか」などなど、口には出せない不安がいっぱいでした。
 でも研修生たちは頑張りました。
 特に2月に入ってからの成長ぶりはめざましいものがありました。
 最後の稽古では、成長した研修生たちの姿と登場人物の成長がだぶって思わず涙ぐみかかりました。
 今は「みんな、自信を持って初日の舞台に立ってください!」と送り出したい気持ちです。
 今の彼らなら、本番中のあらゆる体験を糧にしながら、さらにどんどん進化していけるはずです。
 その瞬間を一人でも多くの方々に見ていただきたいです。

 チケットの状況ですが、土曜昼、日曜昼に続いて土曜夜公演も売り止めになりました。これで土日の3公演はすべて売り止めです。初日の木曜夜公演ももうまもなく売り止めになりそうです。
 今回、いつもより2公演増やしたのでどのくらい集客できるのかが心配されましたが、こんなに次々と売り止めが出るとはありがたい限りです。

 長らくお送りしてきた稽古場レポートですが、今日でひとまず終了します。
 皆様、最後までお読みくださり、ありがとうございました。
 次は、本番の様子をお届けします!(公演が終わったあとの更新になると思いますが)
 では、エコー劇場でお会いしましょう。

 以上、最後の稽古場レポートでした。



稽古終了後、公演(稽古)期間中に誕生日を迎える研修生に
先輩方からケーキのサプライズがありました。


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 今日は3日ぶりに全チームが集合。稽古場に再び活気が戻りました。
 1時に「桃マダム」からスタートした通し稽古ですが、「桃マザー」→「桜マダム」→「桜マザー」と続き、7時すぎに稽古終了。
 私も今日は久々に全チームを観ることができました。

 あらためて全チーム通して観ると、当たり前だけど「やる人」が違うと全然違うなーと感じます。
 もちろん、普通にやっても同じには決してならないのですが、永井さんがじつにうまく各自の個性を生かしているため、何倍にもおいしい仕上がりになっているように思います。
 今日は一葉会仲間の凪野さん(2/27〜3/1のテアトル・エコー「オーディオドラマライブ」に凪野さんの作品が登場します)が稽古見学に来てくださいましたが、やはり両チームの違いに驚いていて、終わったあとはその違いについて熱く語りたそうでしたが、残念ながら今日は語る時間がないままお別れになってしまいました。
 本番も2チームご覧になるそうなので、そのときはぜひあらためて熱く語ってくださいね、凪野さん。

 さて。テアトル・エコーHPの稽古場日誌にも載っていますが、今回は転換が大変なことになってます。ごめんなさい。私のせいです。
 最近のお芝居は「一杯飾り」といって最初から最後までひとつの装置で通す形が多いのですが、今回はまず2本上演するので、その時点で装置が2つは必要になります。
 さらに、「ファイティング・マザー」は4場あって、その都度場所が変わるので、転換のための時間が各1分強ずつかかってしまいます。
 あまり具象的な装置を飾っても転換の難易度が上がるだけなので、今回は装置の笠田さんのアイデアで、シンプルな「引き枠」の組み合わせでいろいろな場所を作りだすようになっているのですが、それでも転換場面は大混乱

 大道具だけでなく、場面に合わせて小道具も総取っ替えするので、その作業がなかなか大変なのです。
 転換は研修生が総動員で行うので、人手はあるんですが、多いだけにうまく担当を決めておかないと混乱に拍車がかかります。
 転換の間は望月他によるスピンオフ芝居が幕前空間で繰り広げられるのですが、なんか今は後ろで行われている転換の方が心配になって幕前芝居に集中できません(笑)。
 今は明るいところでやってるからいいけど、本番は真っ暗な中での転換になりますからもっと大変です。
 しかも劇場で通せる時間は今回特に少ないし。。。
 と、ネガティブ要素ばかり並べてしまいましたが、「火事場の馬鹿力」という言葉もありますし、研修生のチームワークの良さで本番はバッチリ決めてくれる……かな?(←キイナ風)
 本番、転換がパーフェクトにこなせたら皆さんその都度拍手してあげてくださいね(←嘘)。

 いろいろ心配は尽きませんが、とにもかくにも初日まであと5日です。
 本日、土曜昼公演と日曜昼公演がめでたく「売り止め」となりました
 次に「売り止め」が近そうなのは土曜夜公演。お席に余裕があるのは金曜夜公演です。
 これから申し込まれる方、ご参考に…。

 明日は小道具のための最終作業日で稽古はお休み。
 月曜日が稽古場での最後の稽古になります。 
 今日のレポートはこのへんで。
 前回、「にぎわってきた稽古場」と書きましたが、今日は稽古場の扉を開けたとたん、「あれ、人口密度……少ない?」と思いました。
 その理由は……今日は「マダム・ノアールの占い事件簿」のみの稽古日になったため、マザーチームのメンバーはお休みになったから。
 明日は逆にマダムチームがお休みになるようです。
 もちろん、休みだけど勉強のために自主的に出てきて転換のお手伝いなどをしている研修生もいましたが。
 いくら若いとはいえ、研修生の皆さんもさすがにお疲れがたまってきた様子。本番に向けて充分な気力体力を蓄えるための充電日も必要ですよね。

 気がつけば、お芝居に使う小道具も徐々に揃ってきました(小道具も研修生たちが自分で集めています)。
 小道具といえば、「マダム・ノアールの占い事件簿」で厄介なのが占い師の商売道具である「タロット」です。
 このカードの扱いというのが意外に難しい。
 しかも、今回テーブルクロスとして敷いた布が薄くて滑りやすいため、その上でカードを広げたり集めたりするたびにクロスが一緒に動いてしまい、マダムは四苦八苦。
 見かねた音響の山崎さんが「もう1枚すべりにくい布を上に敷いてみたら?」と提案。
 山崎さんはエコーの知恵袋と言われていて、電車の音だけじゃなく(笑)いろいろなことをなんでもよくご存知です。

 うまくカードが扱えなくてあせっているマダムに、「だからさー、これをこうしてこうしてこ−いうふうにすれば…」と実際にやってみせる山崎さん。
 山崎さんの知恵に「ほー」と一同感嘆の声。
 永井さん「おじいちゃんの知恵袋って感じだねー」と一言。
 以来、山崎さんが知恵を出して問題を解決してくれるたびに「ありがとう、おじいちゃん」とお礼を言うようになった永井さん。
 最初は「おじいちゃんてなんだ。おじいちゃんじゃねーよ。俺はおまえより年下だ」と言い返していた山崎さんですが、何回も言われているうちになじんでしまったのか、最後の方は「いーえ。どういたしまして」と自然に「おじいちゃん」を受け入れるように。
 まずいですよ、山崎さん。「おじいちゃん」になりかかってますよ〜

 今日から一般発売日。
 エコー劇場チケットブースでの販売も開始されました。
 そして小屋入りの10日から本番にかけてのスケジュールも舞台監督から発表になりました。
 小屋入りしてから本番まではやることがいっぱい。ここで時間がたくさんとれるのにこしたことはないんですが、たいていはギリギリになります。
 特に今回は2日後の夜には初日を迎えるというかなりのタイトスケジュール。
 ただでさえタイトなのに、2チームあるので当然時間も2倍かかります。同じ作品でも細かい演出が違ってたりするので、音響や照明のタイミングもまったく同じというわけにはいきません。
 ゲネの時間がちゃんととれるのかどうか心配です。
 初日まで1週間。
 ドキドキの毎日です。 

 今日のレポートはこのへんで。
 いよいよ2月に入りました。
 月が変わると本番がぐっと近づいてきた感じがします。
 舞台監督の金子さんも、音響の山崎さんも、ヘアメイクアドバイザーの吉田さんも、制作の野口さんも顔を揃え、稽古場の活気がどんどん増しています。
 音響も、確定ではありませんが少しずつ入ってきてます。
 電車の音を流しながら嬉しそうに「ほらね、小田急線でしょ?」と隣の私に同意を求めてくる山崎さん。
 ごめんなさい。私にはわからないです〜

 今日、目立ったことといえば……髪を切った人が多かったこと(笑)。
 本番は、皆さん当然地毛で役を演じることになるので、役に合った髪型にしておかなくてはなりません。
 たしかに、本番間際で美容院に行くと「いかにも美容院行ってきました」という感じの髪型になってしまうし、ある程度顔になじむまでの期間を計算に入れると、今ぐらいに行くのがちょうどいい時期なのかもしれません。
 なによりも昨日は久々のお休みだったので、その休みを利用した人が多かったんでしょうね。
 かくいう私もそろそろ髪を切りにいこうかと思っているところです。
 立春で年があらたまることだし、本番に向けて気をひきしめるためにも、美容院に行くのはいい気分転換になりそうです。

 今日の余談。
 永井さんが左脚に肉離れをおこしたそうです。
 見せてくれなくてもいいのに患部を見せられ、いや、拝見させていただきました。
 太もも全体がネットで覆われて焼豚のような状態になっていました。
 なにかとても過激な運動をしたのかと思いきや、「いやー、稽古終わって自転車で帰ろうと思ったら、漕いだ瞬間に肉離れおこしちゃって…」とのこと。
 それは……自転車のせいというより、長時間稽古場で座りっぱなしのため、「エコノミー症候群」になったのでは??(笑)
 寒いと筋肉も固まりますからね〜。
 じっと動かないというのも体によくないのかもしれません。
 くれぐれもお大事に。
 
 今日のレポートはこのへんで。
 今日は舞台監督+照明+ヘアメイクが稽古に入ってました。
 劇団員の方も見学にみえるようになり、徐々にギャラリーが増えてきています。
 研修生の皆さんもギャラリーが多いとやりがいがあるのではないでしょうか。

 私は、この日も滞在時間が短かったので、「桃マダム」と「桜マダム」しか見られませんでした。
 現在、永井さんからのダメだしは細かい動きが中心で、かなり具体的な指摘が多いです。
 研修生も少しずつ演技に余裕が生まれていて、独自の工夫が日々増えていってるのがわかります。
 「あ、今日はここが変わってる」という発見を楽しみながら見学できるのは、稽古に通う醍醐味のひとつです。
 初日まであと2週間きりましたが、ギリギリまで進化を続けてほしいですね。

 余談。
 エコー制作が発行しているメルマガに今回の研修生公演の情報が掲載されました。
 が、読んでいて「19名の研修生から、今年は何名が劇団に入れるのでしょうか」という一文が目に入って「??????」。
 研修生は20名ですよ〜。
 それとも稽古場に座敷童子がいるのか?!
 稽古場に見えていた制作の白川さんに「研修生が見たら最初から資格剥奪されてる1人って誰なんだって悩んじゃいますよ〜」と言ったら「いや〜、申し訳ない。でも研修生はどうせ見てないから大丈夫ですよ」と一言。
 その瞬間、背後から「見ました…」と恨みがましそうな声が聞こえてきてあせる白川さん(笑)。
 大丈夫、研修生はたしかに20人いますよ、皆さん!
 嘘だと思ったら、本番観にきて数えてみてください。
 ここに謹んで訂正いたします。
 
 今日のレポートはこのへんで。

 今日は音響の山崎さんが稽古に入ってました。
 こだわりの山崎さんのプランがこれからどう仕上がってくるのか、とても楽しみです。
 この日はあまり滞在できなかったので、「桃マザー」の終盤と「桃マダム」までしか見られなかったのですが、通しではなく、止めながらやっていました。

 「ファイティング・マザー」は、主要キャストの年齢設定が、研修生の実年齢よりもかなり上になります。下手すると倍近いかも。
 しかも、リアルなタイプのお芝居なので、おもしろおかしくデフォルメするわけにもいかず、なかなか難しいと思います。
 永井さんからは、「役の年齢に近い役者がやれば難なくクリアできることも、苦労して作り上げなくてはならないので大変だと思うけど、そこはマイナスに考えず、若いからこそ出せる『勢い』や『いきの良さ』を生かしてほしい。ただし『勢い』だけで浅くなっちゃわないようにね」というアドバイスが。
 うーん、難しいですね。
 『いきの良さ』と『深さ』………大きな課題です。
 皆さん、頑張って!

 「マダム・ノアールの占い事件簿」の見せ場の一つは、終盤に出てくる「マダムの異変」です。
 ここは桜と桃、きっちり違う演出なので要注目ですよ。
 個人的には、この場面の「桃マダム」が「貞子」のようでこわいです(笑)。髪型の効果もあるかもしれないですが。
 というわけで、「桃マダム」のこのシーンはちょっぴりホラー風味です
 
 今日のレポートはこのへんで。

 今日は舞台監督の金子さんが稽古に出ていらっしゃいました。
 舞台監督ってなにをする仕事なのか、おそらく一般の方はよくわからないでしょうね。
 私もいまだによくわかってないんですが(笑)。

 監督とついているので、演出の仕事と混同する人も多いかもしれません。
 実際、映画では演出の仕事をする人が「監督」と呼ばれますし。
 でも、演劇業界では、演出と舞台監督はまったくべつの仕事です。
 「演出」は、稽古を通して台本の内容を形にしていく稽古場の総責任者ですが、「舞台監督」は、本番当日の舞台裏を仕切る「指揮官=総責任者」です(お客の対応にあたる表方の指揮官は制作)。舞台監督がいなければ幕が開かないし、舞台監督がいなければ幕は降りません。

 舞台監督は、本番を滞りなく進行させるために、豊富な知識と経験を駆使して、事前に予測できるあらゆる問題点を洗い出し、クリアしておかなければいけません。そして本番で不測の事態をが起こった場合は、柔軟な判断でそれを切り抜けていきます。
 ……ってそんな感じの説明でいいんでしょうか。
 なんとなくそういった役割のアウトラインはわかるんですけど、じゃあそのためにどんな具体的な業務を行っているのかと言われると私にはわかりません。
 でも、舞台を進行させるには、素人には思いもよらないくらいさまざまな段取りが必要なのだということははたで見ているだけでもわかります。

 金子さんの仕事ぶりは一言でいって「孤独」。
 稽古場では、演出・助演出・役者がコミュニケーションを重ねながら作品を作り上げていきますが、その中にあって金子さんは一人だけただ黙々と自分の作業に没頭していて、孤高の世界を作り上げています。稽古も見てません。いや、稽古に出てきているんだから要所要所は見てるんだと思いますが、他の人のようにじーっと芝居の中身を見ているというのではなく、もっと全然違う視点で見ているようです。

 隣でカリカリとひっきりなしになにかメモしている金子さん。
 装置の模型をじっと見ながら思い詰めている金子さん。
 見てないのかと思ってると、いきなり稽古をとめて「すいません。そこの出入りは××でいいんでしたっけ。●●だとあとでそっちが△△になっちゃって◆◆なのでは?」と誰も気にとめていないようなことを冷静に指摘&確認する金子さん。
 なんかそこだけ異次元で、次に何をし始めるのかまったく予測がつきません。
 舞台進行上のことだけに気を取られているのかと思いきや、前の公演のときには、これまたいきなり台本のセリフに出てくるレシピの内容に矛盾があると指摘してきたこともありました。
 そして気がつくと……いつのまにか消えてるし!
 稽古期間中の舞台監督は、神出鬼没でまことにミステリアスです。

 この日からは、装置がひもとテープでバミッた「平面」ではなく、高さ10センチほどの平台になり、少し本物に近づきました。
 今日のレポートはこのへんで。

 久しぶりの稽古見学でした。
 前に見たときは1チームにつき1日かけてじっくり稽古してましたが、この日は全チームそれぞれとめずに通しで行い、ダメだしは1チーム終了ごとにまとめてやるという形をとっていました。
 本番の舞台は「待ったなし(ショウ・マスト・ゴー・オン)」。そろそろこういう通し稽古もやらないと流れがつかめない時期にきているのかもしれません。

 あらためて4チーム(2作品×2チーム)観ると(というか、最初の「桃マダム」と最後の「桜マザー」はこの日は観られなかったんですが)、だいぶ演出が違ってきていることがわかります。
 もちろん、基本演出は同じなんですが、動きとか、表現のしかたとか、小道具の使い方とか、そういう細かいプランは各チームごとに工夫して作っているようで、観るたびに確実にそれぞれの個性を育てています。

 永井さんは「演技プランは研修生が考えてくる事」というのを基本ポリシーにしているので、本人が「ここはこうやってみたい」と言ってくるアイデアは極力尊重し、そのアイデアを生かすためにはどういうテクニックを使ったらいいかをアドバイスします。
 ネタバレになってしまうので具体的には言えないんですが、私自身もびっくりするほど両チームのプランが異なる部分もあり、ダブルの楽しさを味わわせてもらいました。
 やるほうは大変でしょうが(演出するのはもっと大変でしょうが)、観るほうは二度おいしいです。

 今までのアップ画像を見たら、「桜マダム」の写真だけ少なかったので、本日は「桜マダム」の写真を撮って参りました。
 
 今日のレポートはこのへんで。

 

 

 

 

 この日のメニューは桜組の「ファイティング・マザー」でした。
 やっぱり1場が手こずる、手こずる。
 サンドウィッチのやりとりは、繰り返すたびに「あー」という気分になってしまうのですが、永井さんも同じことを感じたのか、「じゃあ、その黄色ブドウ球菌まみれのとこ、もう一度やってみようか」とダメだし。そこまで露骨な表現しなくても(笑)。

 これは両組ともにですが、セリフが一通り入って台本を離したためか、最近、細かい部分でセリフの言い換えが目立ってきています。完全に間違えて覚えてるパターンもあるけれど、毎回合ってたり違ってたりするパターンもあって、これは「まだちゃんと入っていない」ということだと思います。
 今の時点で間違ってインプットしてしまうとあとで修正がきかなくなるので、「うろ覚え」の段階のうちにもう一度台本を確認してみてください。
 繰り返しの「副詞」など、続けて言うとリズムがベタッとして聞こえますし、一見ひっかかる言葉の選び方がその人物のコンプレックスの裏返しだったりすることもあります。
 そういう部分が役へのアプローチの糸口になったりもしますので、言葉は大切にしましょう。
 言葉の役割は「意味」を伝えるだけではありません。

 他人の言葉ですから、最初は言いにくかったり違和感があったりして自分の生理と合わないところもあるかと思いますが、自分の言いやすい言葉におきかえればおきかえるほど、自分の「地」が透けて見えてきてしまいます。
 稽古を重ねて「書かれているセリフ」が自在に言えるようになったとき、その生理の中に役が見えてくるはずです。

 そろそろチケットの売り出しも動き出しました。
 今のところ、一番人気は土曜の昼公演です。
 土曜昼ご希望の方はお早めに!
 
 今日のレポートはこのへんで。

 

 

 

 

 まず最初にお詫びです。
 メニュースペースにある「公演詳細」で、公演日が「15日(日)19;00」となっていたことが最近判明。正しくは「15日(日)14;00」です。
 ここをご覧になって「最終日は夜公演なんだ」と思ってしまわれた方がいらっしゃったらごめんなさい。
 また、指摘してくださった方、どうもありがとうござうました。

 さて。今まであちこちの稽古場を渡り歩いていた「流浪の民」の研修生たちですが、この日からはエコーの稽古場が使えるようになりました。
 本番まで毎日!
 朝から晩まで!
 ひたすら稽古三昧です。

 この日は桃組の「ファイティング・マザー」をやりました。
 私は夕方で失礼しましたが、夜は「衣装合わせ」をおこなったそうです。
 現代劇なので自前の服もありでしょうが、エコー共有の衣装も山のようにあるので、その中から合うものを探していくといった感じだったようです。

 両組とも、「ファイティング・マザー」で一番難儀しているのが冒頭の1場。
 小返しの量も圧倒的に多く、1場だけで1日終わっちゃうんじゃないかっていうくらい毎回時間がかかってます。
 1場最後にのみ登場する望月は、スタンバイが長くてちょっとお気の毒。
 しかも、ようやく自分の出までまわってきて、ためにためたテンションをガーッと吐き出して登場したのに、最初の一声で「ごめんね。やっぱりさっきのさー」と前の人のダメだしに戻られることもあったりして、超お気の毒。
 皆さん、本番では望月の一瞬にかける意気込みにぜひ注目してください。

 今日のレポートはこのへんで。

 

 

 
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公演詳細
「マダム・ノアールの占い事件簿」
「ファイティング・マザー」


作  ●唐沢伊万里
演 出●永井 寛孝
出 演●テアトル・エコー研修生(5期)20名
公演日●2009年2月
    12日(木)19;00(桃)
    13日(金)14;00(桃)/19;00(桜)
    14日(土)14;00(桜)/19;00(桃)
    15日(日)14;00(桜)
         計6回公演
料 金●2,000円(全席自由)
会 場●エコー劇場(恵比寿)
問合せ●テアトル・エコー
※公演は無事終了しました
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プロフィール
HN:
唐沢伊万里
性別:
女性
職業:
劇作家
自己紹介:

東宝アカデミー劇作家養成講座修了
劇作家集団「一葉会」メンバー

<受賞歴>
「ファイティング・マザー」
(名古屋文化振興賞戯曲部門入選)
「病院ミシュラン」
(テアトル・エコー創作戯曲賞佳作入選)

<上演歴>
「マダム・ノアールの占い事件簿」「ファイティング・マザー」「ハーフムーン」「セッション」
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