卒業公演に2作品を提供することになった作者・唐沢による稽古場レポートです
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今日は桃組の「マダム・ノアールの占い事件簿」をやりました。
「マダム〜」は、装置の都合上、非常に奥行きが狭い状態で芝居をしなくてはならないので、皆さんかなり動きにくそう。
途中何度も舞台から落下したと思われる自体が発生(笑)。
永井さんは日頃から研修生に「キャッチボールをして」「相手にきちんと反応して」と繰り返しているのですが、これがなかなか難しい。
やはり皆さん、自分のセリフのこの言葉をどう言おうかということでどうしても頭がいっぱいになってしまうようで…。
でも観ているほうは、登場人物同士の押したり引いたりの「やりとり」というか「流れ」を観たいわけで、あまり自分の芝居に固守しすぎると、限りなく段取りっぽいお芝居になってしまいます。
ところがこの日、たまたまこの「流れ」がふっと見えた瞬間があったんです。
今まで何回も聞いたやりとりだったのに、そのときは今までのどれとも違って、役の人物像がサッと立ち上がった気がしました。
その瞬間、永井さんも反応し、「そう!今のその感じだよ」と食いついたんですが、その食いつきがプレッシャーになったのか、2回目からはちょっと構え気味になってしまいました。
「相手に反応する芝居」……難しいですね。
ある程度、流れに身を任せつつ、感覚を研ぎすませながら空気に乗っていくことも必要だし、その一方で自分をコントロールする冷静さや計算も必要だし。
その極意は、一朝一夕では身につかないかもしれませんが、お芝居をするうえでもっとも大事なことであると同時に、もっともカタルシスを得られる部分でもあると思います。
研修生の皆さんには、ぜひこの公演を通してその醍醐味を味わってほしいです。
今日のレポートはこのへんで。
「マダム〜」は、装置の都合上、非常に奥行きが狭い状態で芝居をしなくてはならないので、皆さんかなり動きにくそう。
途中何度も舞台から落下したと思われる自体が発生(笑)。
永井さんは日頃から研修生に「キャッチボールをして」「相手にきちんと反応して」と繰り返しているのですが、これがなかなか難しい。
やはり皆さん、自分のセリフのこの言葉をどう言おうかということでどうしても頭がいっぱいになってしまうようで…。
でも観ているほうは、登場人物同士の押したり引いたりの「やりとり」というか「流れ」を観たいわけで、あまり自分の芝居に固守しすぎると、限りなく段取りっぽいお芝居になってしまいます。
ところがこの日、たまたまこの「流れ」がふっと見えた瞬間があったんです。
今まで何回も聞いたやりとりだったのに、そのときは今までのどれとも違って、役の人物像がサッと立ち上がった気がしました。
その瞬間、永井さんも反応し、「そう!今のその感じだよ」と食いついたんですが、その食いつきがプレッシャーになったのか、2回目からはちょっと構え気味になってしまいました。
「相手に反応する芝居」……難しいですね。
ある程度、流れに身を任せつつ、感覚を研ぎすませながら空気に乗っていくことも必要だし、その一方で自分をコントロールする冷静さや計算も必要だし。
その極意は、一朝一夕では身につかないかもしれませんが、お芝居をするうえでもっとも大事なことであると同時に、もっともカタルシスを得られる部分でもあると思います。
研修生の皆さんには、ぜひこの公演を通してその醍醐味を味わってほしいです。
今日のレポートはこのへんで。
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再び芸能花伝舎に戻っての稽古です。
前回とは違う教室でしたが、なんか前とは打って変わって妙に寒い。。。
床冷房が入ってる??っていうくらい冷えます。
あまりの寒さに思わずコートにマフラーまでしてしまいましたが、研修生はメチャメチャ薄着。半袖のTシャツ1枚とかありえないんですけど。
いくら動いてるからといって、いくら若くて代謝が活発だからといって、ここまで体感温度が異なるものなんでしょうか????
と思って隣を見たら、永井さんもトレーナー1枚。でも、明らかに顔色は寒そう…。
「寒くないんですか?」と聞いたら「寒いけど……でもここで外と同じ格好したら、外に出たときに耐えられなくなるから我慢してる…」と紫色の唇で答えが返ってきました。
いや、我慢しないで着ましょうよ!
風邪引いたら元も子もないですから〜!
今日からは台本を離しての立ち稽古に入ります。
この日やったのは桃組の「ファイティング・マザー」。
ついに!桃組マザーを見学できる日がやってまいりました。これで桃と桜、両方の2作品を一通り見たことになります。
立ち稽古に入り、演出家からの要求もますます細かくなり、4時間あっても「ファイティング・マザー」は最後まで終わりませんでした。
また、この日は美容アドバイザーの方が来られて、美容室のシーンへのアドバイスおよび指導をしてくださいました。
木綿子の変身内容など、まだ詳細未定な部分も多いのですが、「ファイティング・マザー」はビジュアル面も重要なポイントとなってくるので、美容関連のアドバイザーがついてくださるのは心強い限りです。
話はそれますが、今日の稽古で一番受けた永井さんのダメだし。
「こんなに早く人が来ると思ってなかったから」という木綿子のセリフを「こんなに人が早く来ると思ってなかったから」と言い間違えたとき。
「『こんなに人が早く』じゃなくて『こんなに早く人が』でしょ。『こんなに人が早く』って…じゃあ、人以外のものは早く来てるのか。犬とか猫とか」
たしかに
日本語って繊細ですね〜。
今日のレポートはこのへんで。
前回とは違う教室でしたが、なんか前とは打って変わって妙に寒い。。。
床冷房が入ってる??っていうくらい冷えます。
あまりの寒さに思わずコートにマフラーまでしてしまいましたが、研修生はメチャメチャ薄着。半袖のTシャツ1枚とかありえないんですけど。
いくら動いてるからといって、いくら若くて代謝が活発だからといって、ここまで体感温度が異なるものなんでしょうか????
と思って隣を見たら、永井さんもトレーナー1枚。でも、明らかに顔色は寒そう…。
「寒くないんですか?」と聞いたら「寒いけど……でもここで外と同じ格好したら、外に出たときに耐えられなくなるから我慢してる…」と紫色の唇で答えが返ってきました。
いや、我慢しないで着ましょうよ!
風邪引いたら元も子もないですから〜!
今日からは台本を離しての立ち稽古に入ります。
この日やったのは桃組の「ファイティング・マザー」。
ついに!桃組マザーを見学できる日がやってまいりました。これで桃と桜、両方の2作品を一通り見たことになります。
立ち稽古に入り、演出家からの要求もますます細かくなり、4時間あっても「ファイティング・マザー」は最後まで終わりませんでした。
また、この日は美容アドバイザーの方が来られて、美容室のシーンへのアドバイスおよび指導をしてくださいました。
木綿子の変身内容など、まだ詳細未定な部分も多いのですが、「ファイティング・マザー」はビジュアル面も重要なポイントとなってくるので、美容関連のアドバイザーがついてくださるのは心強い限りです。
話はそれますが、今日の稽古で一番受けた永井さんのダメだし。
「こんなに早く人が来ると思ってなかったから」という木綿子のセリフを「こんなに人が早く来ると思ってなかったから」と言い間違えたとき。
「『こんなに人が早く』じゃなくて『こんなに早く人が』でしょ。『こんなに人が早く』って…じゃあ、人以外のものは早く来てるのか。犬とか猫とか」
たしかに

日本語って繊細ですね〜。
今日のレポートはこのへんで。
しばらく間が空いてしまいましたが、5日ぶりに稽古場に行きました。
今日は芸能花伝舎がとれなくて恵比寿のサラ・プランタというスタジオで稽古。
フラメンコのスタジオを空き時間に貸し出しているところらしく、天井(上のフロア)からは地鳴りのようなステップの音が降り注ぎ、ちょっとひきましたが、永井さんは平常心で「気にしない、気にしない」と呪文のように唱えて稽古に集中。
今日は最後の粗通しで、桜組の「マダム・ノアールの占い事件簿」と「ファイティング・マザー」をやりました。
今回、「ファイティング・マザー」のほうは3回場面転換があり、その都度転換に1分くらいずつかかってしまうため、その1分間でちょっとしたお楽しみというか小ネタというか…があります。ここは研修生のアイデアで作っていますので、皆様当日をお楽しみに。
明日はお休みであさっては永井さん不在で自主稽古。13日からは台本を離しての立ち稽古に入ります。
次回はまた桃組スタートになるんで、今度こそ桃組の「ファイティング・マザー」が見られるかな。このチームだけいまだに一度も見て(聴いて)ないので、なんかどんどん期待がふくらんじゃってます(笑)。
今日のレポートはこのへんで。
今日は芸能花伝舎がとれなくて恵比寿のサラ・プランタというスタジオで稽古。
フラメンコのスタジオを空き時間に貸し出しているところらしく、天井(上のフロア)からは地鳴りのようなステップの音が降り注ぎ、ちょっとひきましたが、永井さんは平常心で「気にしない、気にしない」と呪文のように唱えて稽古に集中。
今日は最後の粗通しで、桜組の「マダム・ノアールの占い事件簿」と「ファイティング・マザー」をやりました。
今回、「ファイティング・マザー」のほうは3回場面転換があり、その都度転換に1分くらいずつかかってしまうため、その1分間でちょっとしたお楽しみというか小ネタというか…があります。ここは研修生のアイデアで作っていますので、皆様当日をお楽しみに。
明日はお休みであさっては永井さん不在で自主稽古。13日からは台本を離しての立ち稽古に入ります。
次回はまた桃組スタートになるんで、今度こそ桃組の「ファイティング・マザー」が見られるかな。このチームだけいまだに一度も見て(聴いて)ないので、なんかどんどん期待がふくらんじゃってます(笑)。
今日のレポートはこのへんで。
今日は新年初稽古でした。
時間は1時から5時半。
場所は西新宿の芸能花伝舎。
旧淀橋小学校を稽古場として貸し出しているところです。
今日からいよいよ立ち稽古(粗通し)に入ります。
私がまだ見た事のない「桃組」からのスタートです。
まずは「バミリ」から。
まだ暫定なのですが、装置案があがってきているので、紐とテープを使って床面に印をつけます。
慣れないうちはこれを意識して動くのが難しく、ついうっかりと壁をつっきったり、ドアじゃないところから入ったりしてしまいます。
が、本番でやるサイズと同じサイズで動くようにしておかないと意味がないので、この位置どりというのはとても重要です。
どうしても動きにくい場合は装置の位置やサイズを変更することもあります。
というわけで、立ち稽古の始まりはまず「測って、測って、測って」から。
こちらは、舞台装置案の模型写真を見ながら打ち合わせ中の図。
立体になった場所で稽古ができるのは本番間際になってからなので、それまでは模型をたよりに想像しながら作っていくしかありません。
バミリ終了後、稽古がスタート。
この日は桃組の「マダム・ノアールの占い事件簿」を、動きのチェックを中心に念入りに稽古していきました。
どのセリフに反応して動くか(あるいは動かないか)、また各人物がどういう立ち位置で芝居するかによって、人物の感情の動き、意図、関係性などがわかりやすくなっていきます。
芝居なのでリアルとは違う動きもありますが(たとえば現実だったらもっと時間がかかるはずの行動を短めに刈り込んでいくとか)、基本的には細かい部分で嘘くささを感じさせないように作っていくのが永井さんのポリシーのようでした。
と同時に、観客の目がどこにいくのか、どこで緊張し、どこでゆるむのかも常に計算しており、当然といえば当然ですが、このあたりは経験がものをいう部分だなと思いました。
意外に手間取っていたのが「配置換え」。
最初のお客が帰ったあと、マダムと倉谷がしゃべりながら後片付けをするのですが、なにをどこに移動して、どこに片付けて…という段取りがなかなか決まらず(しかも実際の道具はまだほとんどない状態で、見えない道具を動かしている感じなので)、かなり時間がかかっていました。
「動き」とか「道具」とかって、最終的に舞台で観るとスムースに流れているので気になりませんけど、決まるまではいくつも選択肢があって大変なんですね。
永井さんが「読みの段階で人物の気持ちをしっかりつかんでおいて」と言われた意味がわかりました。「動き」が入ると考えることがどんどん増えてきてそっちに気をとられてしまうってことなんでしょうね。
桃組キャストは、ほとんど台本が入っているようで、初めての立ち稽古とはいえ、台本に視線を落とす回数はかなり少ないように見えました。
明日は桜組の「マダム・ノアールの占い事件簿」を中心に行うそうです。
私は今週末までは稽古に出られないので、その間のレポートはできませんが、次の稽古の仕上がりを楽しみにしています。
時間は1時から5時半。
場所は西新宿の芸能花伝舎。
旧淀橋小学校を稽古場として貸し出しているところです。
今日からいよいよ立ち稽古(粗通し)に入ります。
私がまだ見た事のない「桃組」からのスタートです。
まずは「バミリ」から。
まだ暫定なのですが、装置案があがってきているので、紐とテープを使って床面に印をつけます。
慣れないうちはこれを意識して動くのが難しく、ついうっかりと壁をつっきったり、ドアじゃないところから入ったりしてしまいます。
が、本番でやるサイズと同じサイズで動くようにしておかないと意味がないので、この位置どりというのはとても重要です。
どうしても動きにくい場合は装置の位置やサイズを変更することもあります。
というわけで、立ち稽古の始まりはまず「測って、測って、測って」から。
こちらは、舞台装置案の模型写真を見ながら打ち合わせ中の図。
立体になった場所で稽古ができるのは本番間際になってからなので、それまでは模型をたよりに想像しながら作っていくしかありません。
バミリ終了後、稽古がスタート。
この日は桃組の「マダム・ノアールの占い事件簿」を、動きのチェックを中心に念入りに稽古していきました。
どのセリフに反応して動くか(あるいは動かないか)、また各人物がどういう立ち位置で芝居するかによって、人物の感情の動き、意図、関係性などがわかりやすくなっていきます。
芝居なのでリアルとは違う動きもありますが(たとえば現実だったらもっと時間がかかるはずの行動を短めに刈り込んでいくとか)、基本的には細かい部分で嘘くささを感じさせないように作っていくのが永井さんのポリシーのようでした。
と同時に、観客の目がどこにいくのか、どこで緊張し、どこでゆるむのかも常に計算しており、当然といえば当然ですが、このあたりは経験がものをいう部分だなと思いました。
意外に手間取っていたのが「配置換え」。
最初のお客が帰ったあと、マダムと倉谷がしゃべりながら後片付けをするのですが、なにをどこに移動して、どこに片付けて…という段取りがなかなか決まらず(しかも実際の道具はまだほとんどない状態で、見えない道具を動かしている感じなので)、かなり時間がかかっていました。
「動き」とか「道具」とかって、最終的に舞台で観るとスムースに流れているので気になりませんけど、決まるまではいくつも選択肢があって大変なんですね。
永井さんが「読みの段階で人物の気持ちをしっかりつかんでおいて」と言われた意味がわかりました。「動き」が入ると考えることがどんどん増えてきてそっちに気をとられてしまうってことなんでしょうね。
桃組キャストは、ほとんど台本が入っているようで、初めての立ち稽古とはいえ、台本に視線を落とす回数はかなり少ないように見えました。
明日は桜組の「マダム・ノアールの占い事件簿」を中心に行うそうです。
私は今週末までは稽古に出られないので、その間のレポートはできませんが、次の稽古の仕上がりを楽しみにしています。
お待たせしました。
第1次稽古から1ヶ月あまり。
演出家の永井さんが旅公演から帰還され、いよいよ今日から第2次稽古が開始されました。
前回までの4回は、役を決めるためのオーディション読みのような稽古でしたので、正式キャストで読むのは今回が初めてになります。
今日の稽古時間は、10時00分〜3時00分。
最初に永井さんから以下のようなお話がありました。
皆、1ヶ月の間にセリフをすべて入れてしまった人もいるかもしれないが、まず最初にセリフを丸暗記するというやり方は好ましくない。
人の会話というのは最初から用意されてきた言葉をしゃべるわけではなく、相手のセリフの中に自分の感情を動かすものがあって初めてほとばしりでるものだ。
自分のセリフだけを丸暗記してしまうと、相手のセリフが終わるきっかけだけをきいて用意してきた自分のセリフをぶつけるという音読状態の繰り返しになってしまい、相手のセリフに反応できなくなる。そうなると言い方まで一つの言い方に固定されてしまい、状況に応じて出し方を変えるという柔軟性もなくなってしまう。
舞台の上では何が起こるのかわからないので、それでは通じない。相手のセリフを本当に役として聞いているのか、聞いてるふりをしているだけで頭の中では段取りだけを考えているのかは外から見ればわかる。
まずは読みを通して役の人物がどんな人間なのかをつかむこと。次にまわりの役との距離感をつかむ。それができれば自然にセリフも入ってくるようになる。
「うまい芝居」よりも「役に迫る芝居」を目指してほしい。
キャラの幅というものがある程度あると思うので、その範囲から逸脱していなければどう作ってもかまわない。それぞれ「自分はここをふくらませたい」というピンポイントをみつけてその人の役を作ってほしい。そうすればおのずとダブルキャストの違いも出てくるはず。
かなり意訳も入ってますが、だいたい以上のようなことが語られました。
いいお話だなと思います。
「用意したセリフのきっかけしゃべり」
こう言ってはなんですが、かなり有名なプロの役者さんでもこれにあてはまるケースがあるようにみえることが珍しくありません。
形だけをとりつくろうのがうまくなればなるほど、こういうのって矯正がきかなくなるのかもしれません。
役に対する思いは創作した側にももちろんいろいろありますが、あえてテキストだけの状態から研修生の皆さんがどれだけの思いを掘り出してくれるのかが楽しみです。
まず、最初の読みに入る前に、永井さんから各役についての印象など、軽いフリートークがありました。
おかしかったのは「マダム・ノアールの占い事件簿」の倉谷を演じる佐藤くん。
彼は最初からずっと倉谷役希望だったんですが、「倉谷は僕に似ている」ていうか「僕そのもの」みたいな勢いで、「不倫を許せない」倉谷の気持ちに感じるシンパシーについて熱く語っていました。
「誰かを好きになったら他の人に目がいくなんて考えられない」「たとえそういう人が出てきても、きちんと今つきあってる人に正直な気持ちを話して納得してもらってからでないと」と佐藤くんが真剣に主張すればするほど笑いが起きる。さらに「何様だよ」という女性陣からのつっこみがタイミングよくて大受けしちゃいました。
倉谷はダブルなんですが、もう一人の倉谷役である芝くんは、ピュアな佐藤倉谷に圧倒されたのか、同じ質問をされて「いや……僕は……まあ……そうありたいなというか……」と歯切れがす・ご・く悪い(笑)。
2人の倉谷がどうできあがるのか要注目です。
というわけで、初の読み合わせがスタートしたわけなんですが、「マダム・ノアールの占い事件簿」の読みが始まって半分くらいまできたところでちょっと私のほうに緊急事態が発生しまして、急遽その場をひきあげなければならなくなりました。
皆さん、読みが佳境に入っているときにバタバタと失礼してしまって本当に申し訳ありませんでした。
個人的に、今日は初めての読みということでものすごくものすごく楽しみにしてたんですが、最後まで聞くことができなくて無念です。。。
できればそのあとはどんな感じだったのか、どなたか教えていただけませんか?
明日も出られないので次に行けるのは22日です。
それまで私はレポートできませんが、稽古の様子や稽古で感じたこと気づいたことなど、この場を利用して報告していただけたら嬉しいです。
第1次稽古から1ヶ月あまり。
演出家の永井さんが旅公演から帰還され、いよいよ今日から第2次稽古が開始されました。
前回までの4回は、役を決めるためのオーディション読みのような稽古でしたので、正式キャストで読むのは今回が初めてになります。
今日の稽古時間は、10時00分〜3時00分。
最初に永井さんから以下のようなお話がありました。
皆、1ヶ月の間にセリフをすべて入れてしまった人もいるかもしれないが、まず最初にセリフを丸暗記するというやり方は好ましくない。
人の会話というのは最初から用意されてきた言葉をしゃべるわけではなく、相手のセリフの中に自分の感情を動かすものがあって初めてほとばしりでるものだ。
自分のセリフだけを丸暗記してしまうと、相手のセリフが終わるきっかけだけをきいて用意してきた自分のセリフをぶつけるという音読状態の繰り返しになってしまい、相手のセリフに反応できなくなる。そうなると言い方まで一つの言い方に固定されてしまい、状況に応じて出し方を変えるという柔軟性もなくなってしまう。
舞台の上では何が起こるのかわからないので、それでは通じない。相手のセリフを本当に役として聞いているのか、聞いてるふりをしているだけで頭の中では段取りだけを考えているのかは外から見ればわかる。
まずは読みを通して役の人物がどんな人間なのかをつかむこと。次にまわりの役との距離感をつかむ。それができれば自然にセリフも入ってくるようになる。
「うまい芝居」よりも「役に迫る芝居」を目指してほしい。
キャラの幅というものがある程度あると思うので、その範囲から逸脱していなければどう作ってもかまわない。それぞれ「自分はここをふくらませたい」というピンポイントをみつけてその人の役を作ってほしい。そうすればおのずとダブルキャストの違いも出てくるはず。
かなり意訳も入ってますが、だいたい以上のようなことが語られました。
いいお話だなと思います。
「用意したセリフのきっかけしゃべり」
こう言ってはなんですが、かなり有名なプロの役者さんでもこれにあてはまるケースがあるようにみえることが珍しくありません。
形だけをとりつくろうのがうまくなればなるほど、こういうのって矯正がきかなくなるのかもしれません。
役に対する思いは創作した側にももちろんいろいろありますが、あえてテキストだけの状態から研修生の皆さんがどれだけの思いを掘り出してくれるのかが楽しみです。
まず、最初の読みに入る前に、永井さんから各役についての印象など、軽いフリートークがありました。
おかしかったのは「マダム・ノアールの占い事件簿」の倉谷を演じる佐藤くん。
彼は最初からずっと倉谷役希望だったんですが、「倉谷は僕に似ている」ていうか「僕そのもの」みたいな勢いで、「不倫を許せない」倉谷の気持ちに感じるシンパシーについて熱く語っていました。
「誰かを好きになったら他の人に目がいくなんて考えられない」「たとえそういう人が出てきても、きちんと今つきあってる人に正直な気持ちを話して納得してもらってからでないと」と佐藤くんが真剣に主張すればするほど笑いが起きる。さらに「何様だよ」という女性陣からのつっこみがタイミングよくて大受けしちゃいました。
倉谷はダブルなんですが、もう一人の倉谷役である芝くんは、ピュアな佐藤倉谷に圧倒されたのか、同じ質問をされて「いや……僕は……まあ……そうありたいなというか……」と歯切れがす・ご・く悪い(笑)。
2人の倉谷がどうできあがるのか要注目です。
というわけで、初の読み合わせがスタートしたわけなんですが、「マダム・ノアールの占い事件簿」の読みが始まって半分くらいまできたところでちょっと私のほうに緊急事態が発生しまして、急遽その場をひきあげなければならなくなりました。
皆さん、読みが佳境に入っているときにバタバタと失礼してしまって本当に申し訳ありませんでした。
個人的に、今日は初めての読みということでものすごくものすごく楽しみにしてたんですが、最後まで聞くことができなくて無念です。。。
できればそのあとはどんな感じだったのか、どなたか教えていただけませんか?
明日も出られないので次に行けるのは22日です。
それまで私はレポートできませんが、稽古の様子や稽古で感じたこと気づいたことなど、この場を利用して報告していただけたら嬉しいです。
公演詳細
「マダム・ノアールの占い事件簿」
「ファイティング・マザー」
作 ●唐沢伊万里
演 出●永井 寛孝
出 演●テアトル・エコー研修生(5期)20名
公演日●2009年2月
12日(木)19;00(桃)
13日(金)14;00(桃)/19;00(桜)
14日(土)14;00(桜)/19;00(桃)
15日(日)14;00(桜)
計6回公演
料 金●2,000円(全席自由)
会 場●エコー劇場(恵比寿)
問合せ●テアトル・エコー
「ファイティング・マザー」
作 ●唐沢伊万里
演 出●永井 寛孝
出 演●テアトル・エコー研修生(5期)20名
公演日●2009年2月
12日(木)19;00(桃)
13日(金)14;00(桃)/19;00(桜)
14日(土)14;00(桜)/19;00(桃)
15日(日)14;00(桜)
計6回公演
料 金●2,000円(全席自由)
会 場●エコー劇場(恵比寿)
問合せ●テアトル・エコー
※公演は無事終了しました
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プロフィール
HN:
唐沢伊万里
性別:
女性
職業:
劇作家
自己紹介:
東宝アカデミー劇作家養成講座修了
劇作家集団「一葉会」メンバー
<受賞歴>
「ファイティング・マザー」
(名古屋文化振興賞戯曲部門入選)
「病院ミシュラン」
(テアトル・エコー創作戯曲賞佳作入選)
<上演歴>
「マダム・ノアールの占い事件簿」「ファイティング・マザー」「ハーフムーン」「セッション」
東宝アカデミー劇作家養成講座修了
劇作家集団「一葉会」メンバー
<受賞歴>
「ファイティング・マザー」
(名古屋文化振興賞戯曲部門入選)
「病院ミシュラン」
(テアトル・エコー創作戯曲賞佳作入選)
<上演歴>
「マダム・ノアールの占い事件簿」「ファイティング・マザー」「ハーフムーン」「セッション」
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