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卒業公演に2作品を提供することになった作者・唐沢による稽古場レポートです
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 稽古4日目です。
 今日の稽古時間は、1時30分〜4時30分。
 この日で第一段階の稽古が終了するため(このあと演出の永井さんが当分旅公演に出られて不在になります)、今日の予定は「キャストを決めて発表し、そのキャストで読んでみる」だったんですが、結論からいうと今日は発表にまでいたりませんでした。
 期待していた研修生の皆さん、申し訳ないです。

 というのも、昨日、私がいろいろ言ったもんで、永井さんがよけいに迷ってしまわれたようで、「もう一度違う組み合わせで読ませてみる」と、「マダム〜」と「ファイティング〜」をもう一回ずつ読み合わせ。さらに「ファイティング〜」のクライマックスシーンだけを抜き出して違う組み合わせで2回読み合わせ。
 それでもまだ決まらなくて、最初に配って希望を書かせて回収した紙を「希望が変わった人がいたら書いてください」ともう一度配布。
 そんなに迷ってるのに、なぜさらに自分を惑わせるようなことをするんだ?!…と思ったんですが、案の定、永井さんは回収された紙を見て前よりも激しく頭を抱えていました(笑)。

 結局、今日は決まらないまま稽古終了になったのですが、発表は人に任せられるものの、決めるのは永井さんがいないとどうしようもないため、旅公演に出るまでにはなにがなんでも決定しておかなければなりません。
 というわけで、稽古終了後、永井さんと私で密談タイム。
 1時間半近く話し合ってなんとかかんとか全キャストを決定しました。

 そう。決まったんです。やっと。
 でも、発表がある前にここで書いてしまうわけにもいかないので、内容については今日のところは触れません。
 どちらにしろ、研修生の皆さんには近日中に掲示があると思いますので。

 希望通りの役をゲットできた人は半分もいません。
 ほとんどの人が希望外の役になっていると思います。
 希望をくんであげたいのはやまやまですが、全体の事を考えるとそうもいかないのが現実です。
 意外な役がまわってきた人もいるかもしれません。
 でも、本人が気づいていない適性というのもありますので、そのへんは白紙から作るつもりで取り組んでください。

 次の稽古まで1ヶ月以上空いてしまいますが、そのときに決定キャストでの読み合わせが聞けるのを楽しみにしています。
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 稽古3日目です。
 今日の稽古時間は、1時30分〜5時00分。
 引き続き役の担当を変えて、「マダム〜」→「ファイティング〜」→「ファイティング〜」→「マダム〜」と4回読みました(私は2本目の途中から聞きました)。
 これで「マダム〜」5回、「ファイティング〜」4回で合計9回読んだことになります。

 永井さんによると、本人の希望キャストについては一通り読ませたとのこと。
 読んでるうちに本人が違う役をやりたくなったというケースもあるし、全然希望してないけど「この人、これピッタリじゃない!」という発見もあるしで、キャスティングは二転三転している模様。
 ここまでいろいろな条件が重なると、相手役とのバランスもあるし、本当に難しい。
 稽古終了後、永井さんと研修生の写真を見ながらしばしキャスティングトーク。

 「私は彼女が○●△っていうのもありだと思うんですが…」
 「うーん、そうきたか。そうなるとこっちが▲×♤かな」
 「彼は♥◇※より▼△●のほうが見たい気が…」
 「彼女は♢○★で希望出してきたんだけど」
 「えー、それ意外ですねー」

 などなど。
 結局、私が生半可な意見を出したために永井さんはますます悩みが深くなったようで(笑)。
 私は永井さんと違って研修生のことをまったく知らない状態で聞いているので、印象に残った人しかあげられないのですが。

 ともあれ、明日(日曜日)で第1次稽古が修了するため、正式なキャスティングは明日発表されることになります。
 というわけで、明日はできれば決定したキャストの写真も合わせて紹介しようと思いますのでお楽しみに!
 稽古2日目です。
 今日の稽古時間は、1時30分〜4時30分。
 昨日とは役の担当を変えて、「マダム〜」→「ファイティング〜」→「マダム〜」と3回読みました。

 私は途中から入ったので最後の「マダム〜」しか聞いてないのですが、昨日よりはかなりスムーズに流れるようになってました。
 読んでる人は毎回違う人ですが、たとえ他人が読んでいるのを聞いているだけであっても、何回も読まれれば話の流れはつかめてくるし、登場人物の雰囲気にも慣れてくるのかもしれません。
 今のところ、演出家は指名して役者を変えて読ませるだけで、特に直しとかダメだしとかはしてないんですが、それでも研修生たちが毎回ちょっとずつでも雰囲気を変えようとしているのがわかります。
 これ聞いて演出家が最終的にキャストを決めると思ったら、事実上のオーディションみたいなものですよね。
 ちなみに、あさっての日曜の稽古日には正式にキャストを決めるみたいです。

 永井さんから昨日出されたキャスト希望リストを見せてもらいましたが、当然の事ながらほとんどの人が主役の名前を書いていました。
 具体的に言えば、女性役は「マダム」と「菜摘」と「木綿子」、男性役は「倉谷」と「拓郎」に人気が集中。
 ただ、「志津子&女子高生」というマニアックな希望を出してきた人もいて、違う意味でチャレンジャーだなあと思いました(笑)。
 男性役としては「橋本」も重要な役なんですが、年齢設定が上だし、かなり「いやなやつ」の役なので、人気がないのはわかります。
 でも技術的には「倉谷」や「拓郎」に比べて演技力がいる役じゃないかと私は思っています。「倉谷」や「拓郎」は若い男の子にとっては非常に入りやすい役なので、誰がやってもそこそこそれらしくはできるのではないかと。
 一方、女性役は主役級がすべて40代なので、若い研修生にとってはハードルが高いかもしれませんね。年齢的には佳苗とか千佳子のほうが入りやすいと思うのですが、やはりそこは主役のほうが人気があるようです。
 まあ、主役に人気集中というのはわかるんですが、同じ主役でもたとえば全員が「マダム」希望とかではなく、「マダム」と「菜摘」と「木綿子」を希望する人たちが同じくらいずついるというのが興味深かったです。

 まだ研修生全員の顔と名前と演技が一致していないので、キャストが発表になっても「なるほど〜、そうきたか」みたいな楽しみ方はできないのですが、まずは1日も早く全員の顔と名前を覚えたいと思っております。
  
 本日午後2時半より、テアトル・エコー稽古場にて、研修生卒業公演の稽古が始まりました。
 今回卒業公演に出演する研修生は、男性7名、女性13名の計20名。
 年齢は20歳〜30歳程度。
 この年齢層、男女比、人数が前提にあって、なるべく多くの人に見せ場を与える……という条件を満たす作品を見つけるのはなかなか難しく、卒業公演を担当する演出家さんは毎回頭を悩ませているようです。

 今回私が提供した2作品は、2004年の春に名古屋で上演されたレパートリーで、このうち「ファイティング・マザー」は前年の「名古屋文化振興賞」に入選した作品です。
 名古屋ではそれぞれ年齢相応の役者さんが演じてくださいましたが、今度は若い人ばかりになるので、その中で年齢差をどこまでうまく出していけるかが課題になると思います。
 現実離れしたキャラならまたべつでしょうが、この2本はいずれも等身大のキャラばかりが登場するお話だけに、よけいに難しいかもしれません。

 まず最初に演出家の永井さんから「この作品を選んだ経緯について」簡単に説明があったあと、どの役がダブルでどの役がシングルかについて発表がありました。
 以下、作品をご存知の方のために、一応内訳を書いてみます。

「マダム・ノアールの占い事件簿」
 マダム・ノアール → ダブル
 千佳子(客) → ダブル
 橋 本(客) → ダブル
 倉 谷(助手) → ダブル
 柳沢姉(客) → 2役
 柳沢妹(客) → 2役

「ファイティング・マザー」
 菜 摘 → ダブル
 木綿子 → ダブル
 拓 郎 → ダブル
 杏 子(従業員) → シングル
 郁 子(客) → シングル
 佳 苗(同僚) → シングル
 望 月(同僚) → 2役
 給 仕 → 2役
 女子高生1 → 2役
 女子高生2 → 2役

 2役となっている部分ですが、柳沢姉妹をやる2人はもうひとつの作品で女子高生2人をやります。
 柳沢姉妹は浮世離れしたキャラなのでいかようにも料理できます(ちなみに「マダム・ノアールの占い事件簿」の上演は今回が3回目になりますが、名古屋では不叶姉妹みたいな感じで、徳島では和服の姉妹で登場していました)。それと女子高生を同じ人がやるというのはお客様が観ても楽しめるのでは?と思います。
 また、望月と給仕はどちらも出番は少ないのですが、望月は一瞬の派手な登場で饒舌に語りまくって場を壊す役、給仕は職業的なセリフのみで控えめに存在しながらもその場をまとめる役で、その2つを1人が演じるのもおもしろいかなと思います(ちなみに名古屋では給仕役は一番のベテラン役者が据えられていました)。
 この時点で全員に紙が配られ、「自分がやりたいと思う役」を書くようにという演出からの指示が…。
 もちろん、希望がそのまま通るわけではありませんが、一応参考にはするようです。

 その後、初めての読み合わせが始まりました。
 といっても役はまだ決定していませんので、端から順番に割り振っていくというやり方で永井さんが役を指名。
 席の並びはたまたまそう並んでただけなんですが、なんとなくそれらしい人がそれらしい役にあたっていくのが不思議でした(笑)。

 まずは「マダム・ノアールの占い事件簿」を、次に「ファイティング・マザー」を読んで、だいたい4時半すぎに終了。
 当然のことながら、今日は読めなかった人もいるので、明日の稽古ではまた組み合わせを変えてもう一回読んでみるとのこと。

 今回、稽古期間は決して充分とは言えません。
 まだ3ヶ月もあるじゃないかと思われるかもしれませんが、年末年始は稽古はお休みになりますし、なによりも来週から1ヶ月以上永井さんが旅公演に出てしまわれるので、実質は2ヶ月あるかないかです。
 なおかつ、永井さんいわく「60回稽古があっても、2作品をダブルでやると4作品作るのと同じなので、1つに割ける時間は15回しかなくなる」わけで、時間があるようでないんですね。
 演出からは「稽古に時間がとれない分は、自分と同じ役をやる人をよく観察して、おいしい部分をとりいれることで補ってください」というお話。
 ダブルというのはお互いライバル意識も出ますし、「あいつがやったから俺は絶対にそういうふうにはやらない」と意固地になってしまう人もいるかもしれませんが、同じ役を作っていく以上、共有できる部分というのは必ずあるわけで、そこは効率よく吸収してくださいね、ということでした。

 また、永井さんからは「こちらからあれこれ言うのは極力避けたい。できるだけ自分たちで考えて役を作ってほしい」というお話もありました。
 今日はまだ真っ白な状態での第一歩でしたが、これから皆さんがどのように成長していくのか楽しみです。

 というわけで、稽古初日のレポートはこのへんで。
公演詳細
「マダム・ノアールの占い事件簿」
「ファイティング・マザー」


作  ●唐沢伊万里
演 出●永井 寛孝
出 演●テアトル・エコー研修生(5期)20名
公演日●2009年2月
    12日(木)19;00(桃)
    13日(金)14;00(桃)/19;00(桜)
    14日(土)14;00(桜)/19;00(桃)
    15日(日)14;00(桜)
         計6回公演
料 金●2,000円(全席自由)
会 場●エコー劇場(恵比寿)
問合せ●テアトル・エコー
※公演は無事終了しました
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プロフィール
HN:
唐沢伊万里
性別:
女性
職業:
劇作家
自己紹介:

東宝アカデミー劇作家養成講座修了
劇作家集団「一葉会」メンバー

<受賞歴>
「ファイティング・マザー」
(名古屋文化振興賞戯曲部門入選)
「病院ミシュラン」
(テアトル・エコー創作戯曲賞佳作入選)

<上演歴>
「マダム・ノアールの占い事件簿」「ファイティング・マザー」「ハーフムーン」「セッション」
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