卒業公演に2作品を提供することになった作者・唐沢による稽古場レポートです
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お待たせしました。
第1次稽古から1ヶ月あまり。
演出家の永井さんが旅公演から帰還され、いよいよ今日から第2次稽古が開始されました。
前回までの4回は、役を決めるためのオーディション読みのような稽古でしたので、正式キャストで読むのは今回が初めてになります。
今日の稽古時間は、10時00分〜3時00分。
最初に永井さんから以下のようなお話がありました。
皆、1ヶ月の間にセリフをすべて入れてしまった人もいるかもしれないが、まず最初にセリフを丸暗記するというやり方は好ましくない。
人の会話というのは最初から用意されてきた言葉をしゃべるわけではなく、相手のセリフの中に自分の感情を動かすものがあって初めてほとばしりでるものだ。
自分のセリフだけを丸暗記してしまうと、相手のセリフが終わるきっかけだけをきいて用意してきた自分のセリフをぶつけるという音読状態の繰り返しになってしまい、相手のセリフに反応できなくなる。そうなると言い方まで一つの言い方に固定されてしまい、状況に応じて出し方を変えるという柔軟性もなくなってしまう。
舞台の上では何が起こるのかわからないので、それでは通じない。相手のセリフを本当に役として聞いているのか、聞いてるふりをしているだけで頭の中では段取りだけを考えているのかは外から見ればわかる。
まずは読みを通して役の人物がどんな人間なのかをつかむこと。次にまわりの役との距離感をつかむ。それができれば自然にセリフも入ってくるようになる。
「うまい芝居」よりも「役に迫る芝居」を目指してほしい。
キャラの幅というものがある程度あると思うので、その範囲から逸脱していなければどう作ってもかまわない。それぞれ「自分はここをふくらませたい」というピンポイントをみつけてその人の役を作ってほしい。そうすればおのずとダブルキャストの違いも出てくるはず。
かなり意訳も入ってますが、だいたい以上のようなことが語られました。
いいお話だなと思います。
「用意したセリフのきっかけしゃべり」
こう言ってはなんですが、かなり有名なプロの役者さんでもこれにあてはまるケースがあるようにみえることが珍しくありません。
形だけをとりつくろうのがうまくなればなるほど、こういうのって矯正がきかなくなるのかもしれません。
役に対する思いは創作した側にももちろんいろいろありますが、あえてテキストだけの状態から研修生の皆さんがどれだけの思いを掘り出してくれるのかが楽しみです。
まず、最初の読みに入る前に、永井さんから各役についての印象など、軽いフリートークがありました。
おかしかったのは「マダム・ノアールの占い事件簿」の倉谷を演じる佐藤くん。
彼は最初からずっと倉谷役希望だったんですが、「倉谷は僕に似ている」ていうか「僕そのもの」みたいな勢いで、「不倫を許せない」倉谷の気持ちに感じるシンパシーについて熱く語っていました。
「誰かを好きになったら他の人に目がいくなんて考えられない」「たとえそういう人が出てきても、きちんと今つきあってる人に正直な気持ちを話して納得してもらってからでないと」と佐藤くんが真剣に主張すればするほど笑いが起きる。さらに「何様だよ」という女性陣からのつっこみがタイミングよくて大受けしちゃいました。
倉谷はダブルなんですが、もう一人の倉谷役である芝くんは、ピュアな佐藤倉谷に圧倒されたのか、同じ質問をされて「いや……僕は……まあ……そうありたいなというか……」と歯切れがす・ご・く悪い(笑)。
2人の倉谷がどうできあがるのか要注目です。
というわけで、初の読み合わせがスタートしたわけなんですが、「マダム・ノアールの占い事件簿」の読みが始まって半分くらいまできたところでちょっと私のほうに緊急事態が発生しまして、急遽その場をひきあげなければならなくなりました。
皆さん、読みが佳境に入っているときにバタバタと失礼してしまって本当に申し訳ありませんでした。
個人的に、今日は初めての読みということでものすごくものすごく楽しみにしてたんですが、最後まで聞くことができなくて無念です。。。
できればそのあとはどんな感じだったのか、どなたか教えていただけませんか?
明日も出られないので次に行けるのは22日です。
それまで私はレポートできませんが、稽古の様子や稽古で感じたこと気づいたことなど、この場を利用して報告していただけたら嬉しいです。
第1次稽古から1ヶ月あまり。
演出家の永井さんが旅公演から帰還され、いよいよ今日から第2次稽古が開始されました。
前回までの4回は、役を決めるためのオーディション読みのような稽古でしたので、正式キャストで読むのは今回が初めてになります。
今日の稽古時間は、10時00分〜3時00分。
最初に永井さんから以下のようなお話がありました。
皆、1ヶ月の間にセリフをすべて入れてしまった人もいるかもしれないが、まず最初にセリフを丸暗記するというやり方は好ましくない。
人の会話というのは最初から用意されてきた言葉をしゃべるわけではなく、相手のセリフの中に自分の感情を動かすものがあって初めてほとばしりでるものだ。
自分のセリフだけを丸暗記してしまうと、相手のセリフが終わるきっかけだけをきいて用意してきた自分のセリフをぶつけるという音読状態の繰り返しになってしまい、相手のセリフに反応できなくなる。そうなると言い方まで一つの言い方に固定されてしまい、状況に応じて出し方を変えるという柔軟性もなくなってしまう。
舞台の上では何が起こるのかわからないので、それでは通じない。相手のセリフを本当に役として聞いているのか、聞いてるふりをしているだけで頭の中では段取りだけを考えているのかは外から見ればわかる。
まずは読みを通して役の人物がどんな人間なのかをつかむこと。次にまわりの役との距離感をつかむ。それができれば自然にセリフも入ってくるようになる。
「うまい芝居」よりも「役に迫る芝居」を目指してほしい。
キャラの幅というものがある程度あると思うので、その範囲から逸脱していなければどう作ってもかまわない。それぞれ「自分はここをふくらませたい」というピンポイントをみつけてその人の役を作ってほしい。そうすればおのずとダブルキャストの違いも出てくるはず。
かなり意訳も入ってますが、だいたい以上のようなことが語られました。
いいお話だなと思います。
「用意したセリフのきっかけしゃべり」
こう言ってはなんですが、かなり有名なプロの役者さんでもこれにあてはまるケースがあるようにみえることが珍しくありません。
形だけをとりつくろうのがうまくなればなるほど、こういうのって矯正がきかなくなるのかもしれません。
役に対する思いは創作した側にももちろんいろいろありますが、あえてテキストだけの状態から研修生の皆さんがどれだけの思いを掘り出してくれるのかが楽しみです。
まず、最初の読みに入る前に、永井さんから各役についての印象など、軽いフリートークがありました。
おかしかったのは「マダム・ノアールの占い事件簿」の倉谷を演じる佐藤くん。
彼は最初からずっと倉谷役希望だったんですが、「倉谷は僕に似ている」ていうか「僕そのもの」みたいな勢いで、「不倫を許せない」倉谷の気持ちに感じるシンパシーについて熱く語っていました。
「誰かを好きになったら他の人に目がいくなんて考えられない」「たとえそういう人が出てきても、きちんと今つきあってる人に正直な気持ちを話して納得してもらってからでないと」と佐藤くんが真剣に主張すればするほど笑いが起きる。さらに「何様だよ」という女性陣からのつっこみがタイミングよくて大受けしちゃいました。
倉谷はダブルなんですが、もう一人の倉谷役である芝くんは、ピュアな佐藤倉谷に圧倒されたのか、同じ質問をされて「いや……僕は……まあ……そうありたいなというか……」と歯切れがす・ご・く悪い(笑)。
2人の倉谷がどうできあがるのか要注目です。
というわけで、初の読み合わせがスタートしたわけなんですが、「マダム・ノアールの占い事件簿」の読みが始まって半分くらいまできたところでちょっと私のほうに緊急事態が発生しまして、急遽その場をひきあげなければならなくなりました。
皆さん、読みが佳境に入っているときにバタバタと失礼してしまって本当に申し訳ありませんでした。
個人的に、今日は初めての読みということでものすごくものすごく楽しみにしてたんですが、最後まで聞くことができなくて無念です。。。
できればそのあとはどんな感じだったのか、どなたか教えていただけませんか?
明日も出られないので次に行けるのは22日です。
それまで私はレポートできませんが、稽古の様子や稽古で感じたこと気づいたことなど、この場を利用して報告していただけたら嬉しいです。
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迷ってください
まあ、先にあれだけ熱弁をふるわれてしまったら圧倒されちゃいますよね(笑)。
倉谷は「一途」がいいところなんだけど、他にもっと柔軟な考え方(ひらたく言えば相手への共感とか思いやり)があることをマダムから教えられる役だと思うので、その迷いは役作りにおおいにいかされるのでは?
楽しみにしてますよ〜
倉谷は「一途」がいいところなんだけど、他にもっと柔軟な考え方(ひらたく言えば相手への共感とか思いやり)があることをマダムから教えられる役だと思うので、その迷いは役作りにおおいにいかされるのでは?
楽しみにしてますよ〜

無題
どうも、初の書き込み、失礼します。 歯切れの悪い芝です
違うのです
想いは哲ちゃんと同じです
浮気や不倫はいけねぇです、ホント
…ただ、たまに「これで本当に良いのだろうか
一途も良いが他に柔軟な考え方があるのでは
」なんて、迷いが多いのです。
でも、倉谷役はずっと心変わりせずに演じたかった役なので
ずっと浮気せずに第一希望に挙げてた役なので
後は、もう突っ走るのみです

違うのです

想いは哲ちゃんと同じです


浮気や不倫はいけねぇです、ホント

…ただ、たまに「これで本当に良いのだろうか


でも、倉谷役はずっと心変わりせずに演じたかった役なので

ずっと浮気せずに第一希望に挙げてた役なので

後は、もう突っ走るのみです


公演詳細
「マダム・ノアールの占い事件簿」
「ファイティング・マザー」
作 ●唐沢伊万里
演 出●永井 寛孝
出 演●テアトル・エコー研修生(5期)20名
公演日●2009年2月
12日(木)19;00(桃)
13日(金)14;00(桃)/19;00(桜)
14日(土)14;00(桜)/19;00(桃)
15日(日)14;00(桜)
計6回公演
料 金●2,000円(全席自由)
会 場●エコー劇場(恵比寿)
問合せ●テアトル・エコー
「ファイティング・マザー」
作 ●唐沢伊万里
演 出●永井 寛孝
出 演●テアトル・エコー研修生(5期)20名
公演日●2009年2月
12日(木)19;00(桃)
13日(金)14;00(桃)/19;00(桜)
14日(土)14;00(桜)/19;00(桃)
15日(日)14;00(桜)
計6回公演
料 金●2,000円(全席自由)
会 場●エコー劇場(恵比寿)
問合せ●テアトル・エコー
※公演は無事終了しました
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プロフィール
HN:
唐沢伊万里
性別:
女性
職業:
劇作家
自己紹介:
東宝アカデミー劇作家養成講座修了
劇作家集団「一葉会」メンバー
<受賞歴>
「ファイティング・マザー」
(名古屋文化振興賞戯曲部門入選)
「病院ミシュラン」
(テアトル・エコー創作戯曲賞佳作入選)
<上演歴>
「マダム・ノアールの占い事件簿」「ファイティング・マザー」「ハーフムーン」「セッション」
東宝アカデミー劇作家養成講座修了
劇作家集団「一葉会」メンバー
<受賞歴>
「ファイティング・マザー」
(名古屋文化振興賞戯曲部門入選)
「病院ミシュラン」
(テアトル・エコー創作戯曲賞佳作入選)
<上演歴>
「マダム・ノアールの占い事件簿」「ファイティング・マザー」「ハーフムーン」「セッション」
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