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卒業公演に2作品を提供することになった作者・唐沢による稽古場レポートです
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 久しぶりの稽古見学でした。
 前に見たときは1チームにつき1日かけてじっくり稽古してましたが、この日は全チームそれぞれとめずに通しで行い、ダメだしは1チーム終了ごとにまとめてやるという形をとっていました。
 本番の舞台は「待ったなし(ショウ・マスト・ゴー・オン)」。そろそろこういう通し稽古もやらないと流れがつかめない時期にきているのかもしれません。

 あらためて4チーム(2作品×2チーム)観ると(というか、最初の「桃マダム」と最後の「桜マザー」はこの日は観られなかったんですが)、だいぶ演出が違ってきていることがわかります。
 もちろん、基本演出は同じなんですが、動きとか、表現のしかたとか、小道具の使い方とか、そういう細かいプランは各チームごとに工夫して作っているようで、観るたびに確実にそれぞれの個性を育てています。

 永井さんは「演技プランは研修生が考えてくる事」というのを基本ポリシーにしているので、本人が「ここはこうやってみたい」と言ってくるアイデアは極力尊重し、そのアイデアを生かすためにはどういうテクニックを使ったらいいかをアドバイスします。
 ネタバレになってしまうので具体的には言えないんですが、私自身もびっくりするほど両チームのプランが異なる部分もあり、ダブルの楽しさを味わわせてもらいました。
 やるほうは大変でしょうが(演出するのはもっと大変でしょうが)、観るほうは二度おいしいです。

 今までのアップ画像を見たら、「桜マダム」の写真だけ少なかったので、本日は「桜マダム」の写真を撮って参りました。
 
 今日のレポートはこのへんで。

 

 

 

 

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 この日のメニューは桜組の「ファイティング・マザー」でした。
 やっぱり1場が手こずる、手こずる。
 サンドウィッチのやりとりは、繰り返すたびに「あー」という気分になってしまうのですが、永井さんも同じことを感じたのか、「じゃあ、その黄色ブドウ球菌まみれのとこ、もう一度やってみようか」とダメだし。そこまで露骨な表現しなくても(笑)。

 これは両組ともにですが、セリフが一通り入って台本を離したためか、最近、細かい部分でセリフの言い換えが目立ってきています。完全に間違えて覚えてるパターンもあるけれど、毎回合ってたり違ってたりするパターンもあって、これは「まだちゃんと入っていない」ということだと思います。
 今の時点で間違ってインプットしてしまうとあとで修正がきかなくなるので、「うろ覚え」の段階のうちにもう一度台本を確認してみてください。
 繰り返しの「副詞」など、続けて言うとリズムがベタッとして聞こえますし、一見ひっかかる言葉の選び方がその人物のコンプレックスの裏返しだったりすることもあります。
 そういう部分が役へのアプローチの糸口になったりもしますので、言葉は大切にしましょう。
 言葉の役割は「意味」を伝えるだけではありません。

 他人の言葉ですから、最初は言いにくかったり違和感があったりして自分の生理と合わないところもあるかと思いますが、自分の言いやすい言葉におきかえればおきかえるほど、自分の「地」が透けて見えてきてしまいます。
 稽古を重ねて「書かれているセリフ」が自在に言えるようになったとき、その生理の中に役が見えてくるはずです。

 そろそろチケットの売り出しも動き出しました。
 今のところ、一番人気は土曜の昼公演です。
 土曜昼ご希望の方はお早めに!
 
 今日のレポートはこのへんで。

 

 

 

 

 まず最初にお詫びです。
 メニュースペースにある「公演詳細」で、公演日が「15日(日)19;00」となっていたことが最近判明。正しくは「15日(日)14;00」です。
 ここをご覧になって「最終日は夜公演なんだ」と思ってしまわれた方がいらっしゃったらごめんなさい。
 また、指摘してくださった方、どうもありがとうござうました。

 さて。今まであちこちの稽古場を渡り歩いていた「流浪の民」の研修生たちですが、この日からはエコーの稽古場が使えるようになりました。
 本番まで毎日!
 朝から晩まで!
 ひたすら稽古三昧です。

 この日は桃組の「ファイティング・マザー」をやりました。
 私は夕方で失礼しましたが、夜は「衣装合わせ」をおこなったそうです。
 現代劇なので自前の服もありでしょうが、エコー共有の衣装も山のようにあるので、その中から合うものを探していくといった感じだったようです。

 両組とも、「ファイティング・マザー」で一番難儀しているのが冒頭の1場。
 小返しの量も圧倒的に多く、1場だけで1日終わっちゃうんじゃないかっていうくらい毎回時間がかかってます。
 1場最後にのみ登場する望月は、スタンバイが長くてちょっとお気の毒。
 しかも、ようやく自分の出までまわってきて、ためにためたテンションをガーッと吐き出して登場したのに、最初の一声で「ごめんね。やっぱりさっきのさー」と前の人のダメだしに戻られることもあったりして、超お気の毒。
 皆さん、本番では望月の一瞬にかける意気込みにぜひ注目してください。

 今日のレポートはこのへんで。

 

 

 
 今日は桃組の「マダム・ノアールの占い事件簿」をやりました。

 「マダム〜」は、装置の都合上、非常に奥行きが狭い状態で芝居をしなくてはならないので、皆さんかなり動きにくそう。
 途中何度も舞台から落下したと思われる自体が発生(笑)。

 永井さんは日頃から研修生に「キャッチボールをして」「相手にきちんと反応して」と繰り返しているのですが、これがなかなか難しい。
 やはり皆さん、自分のセリフのこの言葉をどう言おうかということでどうしても頭がいっぱいになってしまうようで…。
 でも観ているほうは、登場人物同士の押したり引いたりの「やりとり」というか「流れ」を観たいわけで、あまり自分の芝居に固守しすぎると、限りなく段取りっぽいお芝居になってしまいます。

 ところがこの日、たまたまこの「流れ」がふっと見えた瞬間があったんです。
 今まで何回も聞いたやりとりだったのに、そのときは今までのどれとも違って、役の人物像がサッと立ち上がった気がしました。
 その瞬間、永井さんも反応し、「そう!今のその感じだよ」と食いついたんですが、その食いつきがプレッシャーになったのか、2回目からはちょっと構え気味になってしまいました。

 「相手に反応する芝居」……難しいですね。
 ある程度、流れに身を任せつつ、感覚を研ぎすませながら空気に乗っていくことも必要だし、その一方で自分をコントロールする冷静さや計算も必要だし。
 その極意は、一朝一夕では身につかないかもしれませんが、お芝居をするうえでもっとも大事なことであると同時に、もっともカタルシスを得られる部分でもあると思います。
 研修生の皆さんには、ぜひこの公演を通してその醍醐味を味わってほしいです。

 今日のレポートはこのへんで。

 

 

 

 
 再び芸能花伝舎に戻っての稽古です。
 前回とは違う教室でしたが、なんか前とは打って変わって妙に寒い。。。
 床冷房が入ってる??っていうくらい冷えます。
 あまりの寒さに思わずコートにマフラーまでしてしまいましたが、研修生はメチャメチャ薄着。半袖のTシャツ1枚とかありえないんですけど。
 いくら動いてるからといって、いくら若くて代謝が活発だからといって、ここまで体感温度が異なるものなんでしょうか????
 と思って隣を見たら、永井さんもトレーナー1枚。でも、明らかに顔色は寒そう…。
 「寒くないんですか?」と聞いたら「寒いけど……でもここで外と同じ格好したら、外に出たときに耐えられなくなるから我慢してる…」と紫色の唇で答えが返ってきました。
 いや、我慢しないで着ましょうよ!
 風邪引いたら元も子もないですから〜!

 今日からは台本を離しての立ち稽古に入ります。
 この日やったのは桃組の「ファイティング・マザー」。
 ついに!桃組マザーを見学できる日がやってまいりました。これで桃と桜、両方の2作品を一通り見たことになります。
 立ち稽古に入り、演出家からの要求もますます細かくなり、4時間あっても「ファイティング・マザー」は最後まで終わりませんでした。

 また、この日は美容アドバイザーの方が来られて、美容室のシーンへのアドバイスおよび指導をしてくださいました。
 木綿子の変身内容など、まだ詳細未定な部分も多いのですが、「ファイティング・マザー」はビジュアル面も重要なポイントとなってくるので、美容関連のアドバイザーがついてくださるのは心強い限りです。

 話はそれますが、今日の稽古で一番受けた永井さんのダメだし。
 「こんなに早く人が来ると思ってなかったから」という木綿子のセリフを「こんなに人が早く来ると思ってなかったから」と言い間違えたとき。

 「『こんなに人が早く』じゃなくて『こんなに早く人が』でしょ。『こんなに人が早く』って…じゃあ、人以外のものは早く来てるのか。犬とか猫とか」

 たしかに
 日本語って繊細ですね〜。

 今日のレポートはこのへんで。

 

 

 

 
 しばらく間が空いてしまいましたが、5日ぶりに稽古場に行きました。
 今日は芸能花伝舎がとれなくて恵比寿のサラ・プランタというスタジオで稽古。
 フラメンコのスタジオを空き時間に貸し出しているところらしく、天井(上のフロア)からは地鳴りのようなステップの音が降り注ぎ、ちょっとひきましたが、永井さんは平常心で「気にしない、気にしない」と呪文のように唱えて稽古に集中。

 今日は最後の粗通しで、桜組の「マダム・ノアールの占い事件簿」と「ファイティング・マザー」をやりました。
 今回、「ファイティング・マザー」のほうは3回場面転換があり、その都度転換に1分くらいずつかかってしまうため、その1分間でちょっとしたお楽しみというか小ネタというか…があります。ここは研修生のアイデアで作っていますので、皆様当日をお楽しみに。

 明日はお休みであさっては永井さん不在で自主稽古。13日からは台本を離しての立ち稽古に入ります。
 次回はまた桃組スタートになるんで、今度こそ桃組の「ファイティング・マザー」が見られるかな。このチームだけいまだに一度も見て(聴いて)ないので、なんかどんどん期待がふくらんじゃってます(笑)。

 今日のレポートはこのへんで。

 

 

 
 今日は新年初稽古でした。
 時間は1時から5時半。
 場所は西新宿の芸能花伝舎。
 旧淀橋小学校を稽古場として貸し出しているところです。
 
 今日からいよいよ立ち稽古(粗通し)に入ります。
 私がまだ見た事のない「桃組」からのスタートです。
 まずは「バミリ」から。


 まだ暫定なのですが、装置案があがってきているので、紐とテープを使って床面に印をつけます。
 慣れないうちはこれを意識して動くのが難しく、ついうっかりと壁をつっきったり、ドアじゃないところから入ったりしてしまいます。
 が、本番でやるサイズと同じサイズで動くようにしておかないと意味がないので、この位置どりというのはとても重要です。
 どうしても動きにくい場合は装置の位置やサイズを変更することもあります。
 というわけで、立ち稽古の始まりはまず「測って、測って、測って」から。


 こちらは、舞台装置案の模型写真を見ながら打ち合わせ中の図。
 立体になった場所で稽古ができるのは本番間際になってからなので、それまでは模型をたよりに想像しながら作っていくしかありません。

 バミリ終了後、稽古がスタート。
 この日は桃組の「マダム・ノアールの占い事件簿」を、動きのチェックを中心に念入りに稽古していきました。
 どのセリフに反応して動くか(あるいは動かないか)、また各人物がどういう立ち位置で芝居するかによって、人物の感情の動き、意図、関係性などがわかりやすくなっていきます。
 芝居なのでリアルとは違う動きもありますが(たとえば現実だったらもっと時間がかかるはずの行動を短めに刈り込んでいくとか)、基本的には細かい部分で嘘くささを感じさせないように作っていくのが永井さんのポリシーのようでした。
 と同時に、観客の目がどこにいくのか、どこで緊張し、どこでゆるむのかも常に計算しており、当然といえば当然ですが、このあたりは経験がものをいう部分だなと思いました。

 意外に手間取っていたのが「配置換え」。
 最初のお客が帰ったあと、マダムと倉谷がしゃべりながら後片付けをするのですが、なにをどこに移動して、どこに片付けて…という段取りがなかなか決まらず(しかも実際の道具はまだほとんどない状態で、見えない道具を動かしている感じなので)、かなり時間がかかっていました。
 「動き」とか「道具」とかって、最終的に舞台で観るとスムースに流れているので気になりませんけど、決まるまではいくつも選択肢があって大変なんですね。
 永井さんが「読みの段階で人物の気持ちをしっかりつかんでおいて」と言われた意味がわかりました。「動き」が入ると考えることがどんどん増えてきてそっちに気をとられてしまうってことなんでしょうね。

 桃組キャストは、ほとんど台本が入っているようで、初めての立ち稽古とはいえ、台本に視線を落とす回数はかなり少ないように見えました。
 明日は桜組の「マダム・ノアールの占い事件簿」を中心に行うそうです。
 私は今週末までは稽古に出られないので、その間のレポートはできませんが、次の稽古の仕上がりを楽しみにしています。


 

 

 



 今日は今年最後の稽古日でした。
 演出からの小返しもだんだんエンジンがかかってきました。
 
 前回、Aチーム&Bチームという区分けでご紹介しましたが、研修生の希望により、チーム名を決めることになりました。
 話し合いの結果、決まった名前は「桃組」「桜組」
 初日は「桃」チームから始まり、千秋楽は「桜」チームとなります。
 「桃」の開花とともに春がスタートし、最後は「桜」の開花でフィナーレ!……という感じで一足早い「春」をお届けしたいと思います。
 チーム名変更に伴い、過去記事に載せたチーム名も変更しました。
 両チームともによろしくお願いいたします。

 さて、今日はいつもより早めに稽古が終了し、そのあとにスタッフ会議が開かれました。
 まずは音響との打ち合わせ。
 音が必要になる箇所をピックアップして音響の山崎さんに依頼。
 こだわりの山崎さんは、「ト書きに代々木公園ってあるから、表に聞こえる電車の音は小田急線ね」とメモ。
 「え、小田急線の音ってあるの?」と驚く舞台監督の金子さんに、「あるよ〜!全然違うんだよ。連結部分とか、レールの幅とか!」と電車の音の違いについて熱く語る山崎さん(笑)。
 その他、いろいろ細かい音響プランを考えてくださるようでとても楽しみです。

 音響の次は装置の打ち合わせ。
 平面図と模型を見ながら「出入りに支障はないか」「台本通りの芝居ができる位置関係か」「転換に無理がないか」などをチェック。
 今回、「ファイティング・マザー」のほうの場面転換が多めなので、いかに抽象的な装置をうまく使いまわせるかがポイントになります。

 最後はヘアメイク関係。
 「ファイティング・マザー」では木綿子が毎場面変身していくので、どこで地毛を使い、どこでウィッグを使うかなど、考えなければならないことがたくさんあります。
 美容室は小道具も多いので、それらの調達も大変そう。

 スタッフミーティングはいくらあっても時間が足りないなという印象。アイデアが出れば出るほどエンドレスになってしまいます。
 でも、舞台全体が具体的な形としてたちあがっていく過程はスリリングで楽しいですね。

 年明けからは「粗通し」に入ります。
 立って読むだけでもまた距離感が違ってくるのではないでしょうか。
 研修生の皆さん、年末年始はゆっくり休んで英気を養ってくださいね。


 
 読み稽古3日目です。
 今のところ、1日につき1チーム分の稽古というスケジュールで進んでいるようです。
 まだ私は1チーム分しか聞いてないので、もうひとつのチームも早く聞きたいのですが、1日おきに出るとどうしても同じチームしか聞けなくて……。
 もうひとつのチームが聞けるのは残念ながら来年になりそうです。

 さて。
 「両チームとも聞きたい」という方々から「チームの出演スケジュールを知りたい」と問い合わせをいただいていたのですが、ようやく決まったので発表します。

 2月12日(木)19:00 → 桃チーム
   13日(金)14:00 → 桃チーム
   13日(金)19:00 → 桜チーム
   14日(土)14:00 → 桜チーム
   14日(土)19:00 → 桃チーム
   15日(日)14:00 → 桜チーム

 さらに。
 本日はキャストの皆さんの顔写真も発表したいと思います(以下敬称略)。
 すでにこの2作をご存じの方は「おお、あの役をこの人がやるのか!」とお楽しみください。
 役を決めるのにも難航したんですが、主要な役はほとんど2人ずついるため、どっちとどっちを組ませるのかにも頭を悩ませましたし、それが決まったら決まったで、今度はどのカップルとどのカップルを共演させるのかに悩む羽目に……。
 しかもいつも座ってる姿しか見てないので、「この人とこの人が並んで立ったらどんな感じか」とか「この人とこの人の声の組み合わせはどうか」とか、頭の中で考えるしかなく、写真を撮る今日、初めてそれを確認することができました。
 あらためて並んでもらって、自分としてはいい感じじゃないかと思っているのですがどうでしょう(どうでしょうって聞かれても困るでしょうけど)。
 クリックすると画像が大きくなります。

 まずは「マダム・ノアールの占い事件簿」から。

 

 占い師マダム・ノアールと、助手の倉谷のツーショット。
 左は桃チームの松本佳奈&芝浩史。
 右は桜チームの鶴岡瑛梨&佐藤哲太郎。

 

 こちらは騒動を持ち込むお客の不倫カップル・橋本と千佳子のツーショット。
 左は桃チームの藤間亮&田中亜依。
 右は桜チームの中山真&佐藤優衣。


 マダム・ノアールの常連客・柳沢姉妹。
 向かって右の金子祐子が姉の寿美子。
 左の伊藤麻由が妹の志津子。
 このキャストはシングルなので全日程出演。
 さらに2人は「ファイティング・マザー」にも「女子高生役」で出演します。

 次は「ファイティング・マザー」のキャストをご紹介。

 

 右から最強のシングルマザー・菜摘、その息子の拓郎、その恋人の木綿子。
 左写真は桃チームの(右から)宮内里砂&漆谷幸星&奥村円佳。
 右写真は桜チームの(右から)阿部あさみ&大和田昇平&小内亜希子。


 拓郎の同僚である望月と佳苗のツーショット。
 福島義宏&斎藤智美。
 このキャストはシングルなので全日程出演。
 さらに福島義宏は別の場面で「給仕」としても登場します。


 菜摘が経営する美容室の常連客・郁子と従業員の杏子のツーショット。
 向かって右が郁子役の中島亜子。
 左が杏子役の越野佑梨。
 このキャストもシングルなので全日程出演です。

 以上、今日は全キャストを一挙公開してみました。
 同じ役でも、役者が変わるとほんとにまったく変わります。
 ご興味のある方、余裕のある方は、ぜひ両チームともご覧になってくださいませ!
 お待たせしました。
 第1次稽古から1ヶ月あまり。
 演出家の永井さんが旅公演から帰還され、いよいよ今日から第2次稽古が開始されました。
 前回までの4回は、役を決めるためのオーディション読みのような稽古でしたので、正式キャストで読むのは今回が初めてになります。
 今日の稽古時間は、10時00分〜3時00分。

 最初に永井さんから以下のようなお話がありました。
 皆、1ヶ月の間にセリフをすべて入れてしまった人もいるかもしれないが、まず最初にセリフを丸暗記するというやり方は好ましくない。
 人の会話というのは最初から用意されてきた言葉をしゃべるわけではなく、相手のセリフの中に自分の感情を動かすものがあって初めてほとばしりでるものだ。
 自分のセリフだけを丸暗記してしまうと、相手のセリフが終わるきっかけだけをきいて用意してきた自分のセリフをぶつけるという音読状態の繰り返しになってしまい、相手のセリフに反応できなくなる。そうなると言い方まで一つの言い方に固定されてしまい、状況に応じて出し方を変えるという柔軟性もなくなってしまう。
 舞台の上では何が起こるのかわからないので、それでは通じない。相手のセリフを本当に役として聞いているのか、聞いてるふりをしているだけで頭の中では段取りだけを考えているのかは外から見ればわかる。
 まずは読みを通して役の人物がどんな人間なのかをつかむこと。次にまわりの役との距離感をつかむ。それができれば自然にセリフも入ってくるようになる。
 「うまい芝居」よりも「役に迫る芝居」を目指してほしい。
 キャラの幅というものがある程度あると思うので、その範囲から逸脱していなければどう作ってもかまわない。それぞれ「自分はここをふくらませたい」というピンポイントをみつけてその人の役を作ってほしい。そうすればおのずとダブルキャストの違いも出てくるはず。

 かなり意訳も入ってますが、だいたい以上のようなことが語られました。
 いいお話だなと思います。
 「用意したセリフのきっかけしゃべり」
 こう言ってはなんですが、かなり有名なプロの役者さんでもこれにあてはまるケースがあるようにみえることが珍しくありません。
 形だけをとりつくろうのがうまくなればなるほど、こういうのって矯正がきかなくなるのかもしれません。
 役に対する思いは創作した側にももちろんいろいろありますが、あえてテキストだけの状態から研修生の皆さんがどれだけの思いを掘り出してくれるのかが楽しみです。

 まず、最初の読みに入る前に、永井さんから各役についての印象など、軽いフリートークがありました。
 おかしかったのは「マダム・ノアールの占い事件簿」の倉谷を演じる佐藤くん。
 彼は最初からずっと倉谷役希望だったんですが、「倉谷は僕に似ている」ていうか「僕そのもの」みたいな勢いで、「不倫を許せない」倉谷の気持ちに感じるシンパシーについて熱く語っていました。
 「誰かを好きになったら他の人に目がいくなんて考えられない」「たとえそういう人が出てきても、きちんと今つきあってる人に正直な気持ちを話して納得してもらってからでないと」と佐藤くんが真剣に主張すればするほど笑いが起きる。さらに「何様だよ」という女性陣からのつっこみがタイミングよくて大受けしちゃいました。
 倉谷はダブルなんですが、もう一人の倉谷役である芝くんは、ピュアな佐藤倉谷に圧倒されたのか、同じ質問をされて「いや……僕は……まあ……そうありたいなというか……」と歯切れがす・ご・く悪い(笑)。
 2人の倉谷がどうできあがるのか要注目です。

 というわけで、初の読み合わせがスタートしたわけなんですが、「マダム・ノアールの占い事件簿」の読みが始まって半分くらいまできたところでちょっと私のほうに緊急事態が発生しまして、急遽その場をひきあげなければならなくなりました。
 皆さん、読みが佳境に入っているときにバタバタと失礼してしまって本当に申し訳ありませんでした。
 個人的に、今日は初めての読みということでものすごくものすごく楽しみにしてたんですが、最後まで聞くことができなくて無念です。。。

 できればそのあとはどんな感じだったのか、どなたか教えていただけませんか?
 明日も出られないので次に行けるのは22日です。
 それまで私はレポートできませんが、稽古の様子や稽古で感じたこと気づいたことなど、この場を利用して報告していただけたら嬉しいです。

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公演詳細
「マダム・ノアールの占い事件簿」
「ファイティング・マザー」


作  ●唐沢伊万里
演 出●永井 寛孝
出 演●テアトル・エコー研修生(5期)20名
公演日●2009年2月
    12日(木)19;00(桃)
    13日(金)14;00(桃)/19;00(桜)
    14日(土)14;00(桜)/19;00(桃)
    15日(日)14;00(桜)
         計6回公演
料 金●2,000円(全席自由)
会 場●エコー劇場(恵比寿)
問合せ●テアトル・エコー
※公演は無事終了しました
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プロフィール
HN:
唐沢伊万里
性別:
女性
職業:
劇作家
自己紹介:

東宝アカデミー劇作家養成講座修了
劇作家集団「一葉会」メンバー

<受賞歴>
「ファイティング・マザー」
(名古屋文化振興賞戯曲部門入選)
「病院ミシュラン」
(テアトル・エコー創作戯曲賞佳作入選)

<上演歴>
「マダム・ノアールの占い事件簿」「ファイティング・マザー」「ハーフムーン」「セッション」
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